Surfaceが故障したときにはまずやってみるべき対処法があります。
Surfaceでトラブルが起こって故障かなと思ったときには、なによりも早めに対処するのが大切です。この記事ではSurfaceの不具合が起きたときによくある症状と対処法を解説します。
Surfaceの故障でよくある症状
Surfaceが故障したときの症状によって原因が異なります。対処法も症状に応じて考える必要があるので、まずはよくある故障の症状を確認しておきましょう。
電源が入らない
Surfaceの電源ボタンを押してもオンにならないなら明らかな故障と考えられます。まったく応答しない場合にはバッテリー切れが原因のこともありますが、基板や電源ボタンなどが故障している可能性もあります。
Surfaceロゴが点滅して止まる
電源を入れたときにSurfaceロゴが点滅して止まる症状はよくあります。前回にSurfaceの電源を切った際に正常終了していなかったのが主な原因です。Surfaceを強制終了したり、停電で電源が落ちたりしたときに出ることが多い症状です。なお、Surfaceロゴが表示されてから処理が続いている場合にはアップデートが進んでいます。処理が終われば起動するので故障ではありません。
Windowsロゴが表示されてから自動修復モードになる
自動修復モードに切り替わってしまったときにはSurfaceに何らかの不具合が発生しています。バックアップや復元ポイントなどから復元するか、Surfaceを初期化する対応が必要です。
液晶の割れ・タッチパネルの異常
Surfaceを落として液晶が割れたり、タッチパネルが反応しなかったりするトラブルもしばしばあります。液晶の割れのように物理的な破損がある場合には自分で修理するのは困難です。タッチパネルの異常であればソフトウェアの故障の可能性があるので、改善できる可能性があります。
Surfaceが故障したときの対処法
Surfaceが故障したときには症状を見て適切な対応をするのが大切です。ここでは症状に応じた対処法を解説します。
電源を接続して充電する
電源が入らないときにはまずは電源ケーブルを接続して充電してみましょう。まったく応答していない場合にもケーブルを交換すると改善する可能性があります。なぜなら本体ではなくケーブルが故障している場合があるからです。
強制的に再起動する
電源は入るけれど起動しない場合ですが、処理が進んでいるなら待つのが先決です。もし完全にストップしているときには強制的に再起動しましょう。電源ボタンを長押しするだけで強制再起動ができるモデルが多いですが、音量を上げるボタンと電源ボタンを同時に長押しするのが一般的な方法です。長押しする時間は意外と長くて15秒～30秒くらいの長押しが必要なので注意しましょう。
自動修復モードから復元する
Surfaceの自動修復モードに移行してしまう場合にも、再起動すれば改善する場合があります。けれど再起動しても自動修復モードになった場合には復元が必要です。バックアップや復元ポイントを作成していたなら、画面の指示に従って復元を進めましょう。どちらも用意していない場合にも初期化することが可能です。初期化するとすべてのデータが失われるのでここは特に注意が必要です。
Microsoftに修理してもらう
Surfaceが故障したときにはMicrosoftに修理に出す対処法もあります。Surfaceを修理してもらうにはデバイスの登録が必要です。そして、Microsoftの「デバイスサービスと修理」にアクセスして、Microsoftアカウントを使ってログインします。手続きを進めると送付先の住所が表示されるのでSurfaceを送付しましょう。保証期間が過ぎている場合には費用が発生します。見積もりを確認してから修理するかどうかを判断しましょう。なお、Surfaceの修理にかかる期間は3～12営業日程度です。
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Surfaceが故障したら買い替えるのもおすすめです。
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まとめ
Surfaceは電源が入らない、起動しないなどのさまざまな故障が起こる場合があります。再起動や自動修復モードによる復元で改善できることも多いのでまずは試してみましょう。簡単なやり方で故障が直らなかった場合には修理か買い替えが必要です。故障の修理には修理費の他に、Surface本体をMicrosoftに送付する手間や修理完了まで待つ時間が発生しますが、ジャンク品として販売できればすぐにお金になります。Surfaceの寿命が来ている可能性も考えたときには、新しく買い替えを検討するのは賢い手段かもしれません。
